Legacy

サステナビリティの運用に苦労しないカーボンマネジメントのソリューション

Location
Copenhagen, Denmark
Revenue size
Undisclosed
Year founded
2019
Funding raised
EUR 2.2 million
Founders
Magnus Maduro Nørbo, Nicolai Guldager, Lilian Chiu, Anne Strøh
Most relevant investors
Vaekstfonden, Danish Business Angels, The Footprint Firm
Team size
12
Website

www.legacyco2.com

Problem

商業用不動産の所有者は、ビジネス界では気候変動への影響力が弱いと見られている。持続可能性に関わるコンプライアンス要件や規制の変化への対応、また、環境インパクトや責任ある産業という点で、請負業者、規制側、投資家からの要請が高まっている。

SOLUTION

Legacyのカーボンフットプリント(Co2e)会計処理プラットフォームは、商業用不動産の所有者が容易に二酸化炭素排出量を追跡でき、自信を持ってポートフォリオに関する報告書が作成できるソリューション。気候変動への影響度や二酸化炭素(CO2)の排出を測定・計算できるため、企業オーナー、会計士、サステナビリティの専門家、および大企業らが二酸化炭素(CO2)会計処理をする際の強い味方だ。あらゆる監査が可能で透明性が保てるので、企業は信頼性の高いデータをエクスポートし、新規でも改訂されようとも報告書の規制を遵守できる。

KEY CUSTOMERS AND INTERNATIONAL PRESENCE

PFA Pension、Fokus Asset Management、ATP Properties など、デンマークの大手年金基金や商業用不動産会社がすでに顧客となっている。

デンマーク市場での強力な顧客基盤を背景に、北欧各国に市場を拡大してそのポジショニングを強化し、英国でのブランドプレゼンスとキーパートナーシップの確立に励んでいる。

Team

サステナビリティコンサルタントとして勤務していた2019年、Magnus Nørboは炭素会計プロセスを自動化することで手作業の時間を大幅に短縮できることに気づき、Legacyを設立。その後まもなく辞職し、このアイデアをさらに膨らませ行くことを決意した。

1年にも満たないうちに、Legacyのチームは同じ熱い志を持つ5人が集まり共同創業者となる。資金調達を経て会社はさらに発展を続け、持続可能性という当初のビジョンを共有し、気候変動の未来のために画期的なソフトウェア開発に情熱を注ぐ仲間が増え続けている。

Unique selling point

Legacyの方法論と計算は、厳しい持続可能性原則への準拠、完全なる透明性、および全ての監査可能な排出量データを保証するGHGプロトコルに基づく。これにより炭素会計プロセスの簡素化、EU指令準拠が可能となり、最終的には不動産ポートフォリオのリスク軽減を実現させる。

Asia Connection

商業施設不動産業界は、世界の全排出量の7%を負う。東アジアを含む世界中の不動産所有者は、建物が気候に与える影響を理解し、その資産を負債にしてはいけない。Legacyは、東アジア地域全体で資金調達やパートナーを求めている。

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