Walk With Path
糖尿病や神経疾患患者の移動支援、転倒防止に役立つウェアラブル商品
- Female Founder, Hardware, Healthtech
- Pre-seed
所在地
コペンハーゲン、 デンマーク
収益
€ 10,000 - 99,999
設立年
2014年
累計調達金額
4億2000万円 / € 3,000,000
創業者
Lise Pape
主要投資家
エンジェル投資家、助成金
チームサイズ
従業員数1-9名
課題
糖尿病患者の多くが末梢神経障害に患っており、感覚障害が引き起こす転倒リスクは20 倍になるという。さらには、神経障害がある人の半数は足にできた潰瘍が治癒できずに感染症を起こし、切断に至る危険性もある。
ソリューション
Walk With Pathが開発したのは、糖尿病性潰瘍を予防し、バランス感覚を向上させるスマートインソールソリューション『Path Feel』。これは、足の裏に振動フィードバックを与えてバランス感覚を向上させるというもの。インソールに組み込まれたセンサーが糖尿病性足潰瘍の発症や圧力、温度変化のための重要なバイオメーカーを追跡する。
主要取引先、海外展開
すでに香港や台湾に進出を果たしており、日本での販売拡大にも意欲を示している。
自社特有のセールスポイント
『Path Feel』 は糖尿病患者の足の健康のための総合的なソリューション。振動による触覚フィードバックと検証された歩行分析は、糖尿病性足潰瘍のソリューションとしては他に例がない。
アジアとの接点
Walk with Path は、高齢者市場向けの画期的な製品の開発に取り組んでいる。急速な高齢化が進む東アジアでは日中の介護士不足が生じており、高齢者の自立の重要性がますます叫ばれている。Walk With Pathの製品は高齢者のアクティブな生活を支援すると同時に、医療制度への負担軽減にもつながる大きな可能性がある。
現在、資金調達に加え、製品の販売提携先と販売網を求めている。