Visikon

デジタルヘルス分野に患者中心のコミュニケーションソリューションを

Location
Aarhus & Copenhagen, Denmark
Revenue size
EUR 800,000
Year founded
2014
Funding raised
Not public
Founders
Anders Nejsum
Most relevant investors
Trifork
Team size
20
Website

Problem

自分の健康情報の理解に苦しむ患者は50%を超えるという。十分な情報を得ていない患者の健康状態が悪化しがちである、というよく知られた研究結果もある。

心の準備ができずストレスを抱える患者は、一般的に入院期間が長期化して、より多くのケアを必要とし、退院後も引きずるなど、集中的にスタッフの手を必要とするため、病院にとっての経済的負担も大きい。さらに、キャンセルや再入院を繰り返したり、苦情も多い傾向がある。

SOLUTION

Visikonが開発したのは、臨床専門家との緊密な協力のもと、患者がヘルスケアシステムを通じて自分の病気の変遷が把握できるように支援するデジタル健康教育ツール「My Treatment™」。このツールは受賞にも輝いている。当アプリは適応型通知システムを利用して即時の情報を提供し、アプリには患者調査、導入サポート、月次データモニタリングのオプションなど、臨床的に検証されたコンテンツが含まれている。

My Treatment™は、病院や医療提供者から患者や市民に向けた、個人および治療固有の情報ポータル。視覚的な言語を用いて治療前、治療中、治療後の全てについての指導や通知を行う。

KEY CUSTOMERS AND INTERNATIONAL PRESENCE

目下、デンマークの40の病院内診療科と10の自治体、および国内製薬業界の大手企業で利用が進んでいる。ドイツとスイスでも導入が開始されたばかりで、フランスではPOCを実施中。さらに、英国、米国、オマーン、イスラエル、スペイン、ブラジルからも注目されている。

Team

臨床医、健康人類学者、アニメーションデザイナーから、コンピュータ科学者、製品デザイナー、イノベーションとビジネス開発者まで、様々な業界の専門家が揃うチーム。三人の経営陣は、それぞれCEO兼創業者のAnders Nejsum、取締役会長で従業員50人のデンマークトップのコミュニケーション局として知られるFridayの元CEO兼創業者のLars Bo Kirk、そしてグローバルセールス担当ディレクターで、11カ国に1000人以上のスタッフを擁する国際機関Early Warning Europeの元創立者であるSøren Boutrup。

Unique selling point

Visikonは、世界中の誰もが理解できるデジタルヘルスコミュニケーションを通じ、患者のリソースを解放することで医療分野のコスト増に対抗する。

Asia Connection

Visikonとアジアとの接点は、2018-2020年にSøren Boutrupが上海のデンマーク・イノベーション・センターを率いていたことに始まる。現在は日本、韓国、中国、タイの市場を開拓中で、顧客や資金を求めている。

Pitch

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