Varig Technologies

建物のサステナビリティデータの自動収集・計算・表示、財務および規制遵守のためのレポート作成

Location
Oslo, Norway
Revenue size
EUR 500,000 - 999,999
Year founded
2019
Funding raised
EUR 4,000,000
Founders
Renate Straume, Yngve Tvedt/Norselab
Most relevant investors
Angel Investors, Founders Team and Key Employees, Impact Investors, International Venture Capital Funds
Team size
20-49
Website

www.varig.tech

Problem

世界全体の CO2 排出量の約 40%を建築物が排出しており、商業用不動産業界への風当りは強くなる一方だ。金融機関は高まるばかりの持続可能性の基準を満たさない資産を減価償却し、政府は持続可能への変化を強化するための規制を課している。しかし、建物のデータを入手して実用的な対策を講じ、それをコンプライアンスに則って報告することは、常に複雑かつ時間のかかる作業である。企業の意思決定のためのデータ収集・処理には、自動化されたシステムが必要である。

SOLUTION

Varigのソリューションは、不動産所有者や管理者がより持続可能なポートフォリオからビジネス価値を活用できるようにする。このソフトウェアは、ユーザーの建物の体積データと運用データの両方を自動的に収集・集計し、ユーザーのために環境パフォーマンスを包括的かつ分かりやすくまとめる。すべての排出データを比較可能なCO2換算値に変換することで、同社のソフトウェアは、サステナビリティに体系的かつ戦略的に取り組み、KPI、単一資産、ポートフォリオ全体を比較する。ユーザーは運用に最も影響を与える対策を特定するために必要なインサイトを得ることができる。

KEY CUSTOMERS AND INTERNATIONAL PRESENCE

主要な顧客は、本格的にサステナビリティな道を歩み始めて間もないスカンジナビアや中欧の中堅企業。ある顧客は当ソリューションを基に、持続可能性対策と改善点を文書化したところ、最近建物の評価額が上昇したという。

Team

運営チームには、建築・建設管理、建築物理、Breeam、データサイエンス、製品開発、ディープテック、財務、マーケティング・コミュニケーションなどの能力を備えた非常に多様な人材が揃う。

Unique selling point

建物のサステナビリティデータを自動的に収集・計算・表示して、ビルのオーナー、マネージャーやユーザーを支援する、完全なるサステナビリティプラットフォーム。財務や規制コンプライアンスのための自動レポートを作成し、測定されたデータと目標と対策を関連付けて改善を目指す。

Asia Connection

Varig は Miho Tanaka やEmily XuとともにALPS(オーストリアのリーダーシッププログラム)に参加したことで、日本と中国にコネクションがある。アジアでのプレゼンスを高めるべく、東アジア全域で販売提携先やクライアントを積極的に募っている。

Pitch

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