Popit

患者の服薬遵守を向上させて治療を改善するスマートコンシューマデバイス

所在地
エスポー、フィンランド
収益
€ 100,000 - 499,999
設立年
2015年
累計調達金額
1億5000万円/ € 1,000,000
創業者
Timo Heikkilä, Teemu Piirainen, Marko Nirhola, Janne Sahlman
主要投資家
Butterfly Ventures, Amor & Labor Oy, Business Finland
チームサイズ
従業員数1-9名
ウェブサイト

課題

世界保健機関 (WHO) によると、患者の 50% が服薬を守れず、その理由は単に飲み忘れであるという。服薬が遵守できていない患者の死亡率は 2 倍に上り、生活の質も低下している。また、製薬会社も医療従事者も、処方された薬がいつどのように患者に服用されたかというデータはほとんどあるいは全く所有してないのが現状である。

ソリューション

Popitが開発したのは、患者の錠剤シートに装着して薬の服用状況を監視するというデバイス。 データは、医学的承認を受けたアプリに送信され、必要な時に患者に飲み忘れを通知する
この技術はすでに特許も取得済み。患者の服薬習慣や治療結果を向上させ、遠隔医療プラットフォームに服薬データは提供する。
またこのソリューションは薬の飲み忘れを80%削減することが臨床的に検証されており、ユーザーの治療の強化にもつながっている。

主要取引先、海外展開

Poppitのソリューション は、個人ユーザーを始め、ファイザー、ノバルティス、アルミラル、フェルマータなど、ヘルスケアシステム、製薬会社、フェムテック企業でも利用されている。

自社特有のセールスポイント

患者へのメリット:
自動・受動トラッキング。手動での入力不要。必要な通知のみ。

製薬企業・医療機関へのメリット:
服薬遵守の向上
ブリスターパックの変更不要
競合他社との差別化
大規模な服薬データへのアクセス

アジアとの接点

日本にはすでに第一便を出荷し、高評価を得ている。目下、アジア全域の顧客獲得と可能であれば資金調達を望んでいる。

ピッチ

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