LightCode Photonics

超小型・高耐久のモビリティ向け3Dイメージングソリューション

Location
Tartu, Estonia
Revenue size
0 (pre-revenue)
Year founded
2020
Funding raised
EUR 2,800,000
Founders
Heli Valtna & Andreas Valdmann
Most relevant investors
Business angels, European Commission grants
Team size
10-19

Problem

世界の3Dイメージング市場では、様々なアプリケーションに対応できる手頃な価格帯の高性能技術のニーズが叫ばれている。そのためには振動に強く、太陽光に強く、微細なディテールの検出が可能なより効率的で斬新な3Dイメージング方法が求められる。

SOLUTION

LightCode Photonicsが開発したのは、3Dイメージングの基本的な技術的問題を解決するソフトウェア定義のカメラ。同社のダイレクトタイムオブフライト(dToF)3Dカメラは、新しいインテリジェントな知覚アプローチを利用して3D画像を取得し、機械的なスキャンなしに低解像度検出器を強化する。また、解像度が異なる3D画像を同時に撮影するLightCoded Zoom技術により、検出器のネイティブピクセル数より数桁高い横方向の解像度の画像が得られる。

KEY CUSTOMERS AND INTERNATIONAL PRESENCE

LightCode Photonicsは、3Dイメージング・センシング市場(2020年67億ドル、CAGR年平均成長率14.5%)でマーケットリーダーを目指している。まずはサービスロボット用カメラTrueSight v1を発売して技術能力を誇示しながらこの技術を水平展開しているところである(2021年370億米ドル市場、CAGR20%)。この特許技術を用いて画像システムをシステムオンチップにパッケージできるという超小型で費用対効果の高い半導体ソリューションは、マルチメディアから地図まで約12の異なるタイプの市場で導入が見込まれる。

Team

CEOは、光工学とリーダーシップに20年のキャリアを持つ。これまでは2500万米ドル以上の研究開発契約の交渉や立ち上げなどに関わってきた。CCOは、エレクトロニクスと自動車産業で20年以上の国際的な経験を持ち、事業開発の様々な役割を担ってきた。革新的な技術チームは、アルゴリズムからセンサー技術まで幅広い知識を持つ。博士号取得者4名で始まったチームは2年間で2大陸のオフィス3カ所に18名を擁するまでに成長している。

Unique selling point

LightCodeテクノロジーの強みは、既存の飛行時間型アレイセンサーの性能を、高いネイティブ解像度を持つ最新の高品質センサーが達成可能なレベルまで向上させられること。また、当技術は手頃な価格帯のCOTS(commercial off the shelf)センサーや、市販のハイエンド高性能センサーのいずれとも組み合わせられる。

Asia Connection

国際的な事業展開を強化するために、東アジアへの市場参入を検討している。また、韓国のサプライヤーと契約し、ホンダや三菱自動車などで製品デモを行い、東アジアの企業との戦略的パートナーシップの構築や、780万ユーロのシードラウンドの投資先を探している。さらに、東アジア地域での販売提携先、顧客、R&D戦略的パートナーシップを求めている。

Pitch

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