TEGnology
電池・ケーブルいらず ー 未来のIoT機器の電源の再考
- IoT
- Seed
Location
Denmark
Revenue size
€100,000 - 499,999
Year founded
2010
Funding raised
EUR 2 million
Founder
Hao Yin
Most relevant investors
H2020, HorizonEurope, EUDP, IFD, Eureka, M-ear.net, GreenUp Accelerator
Team size
1-9
Problem
IoTデバイスは、特に手の届きにくいアプリケーションにおいて、データの品質/量とバッテリー寿命のバランスとの細かい調整が必要。さらに、IoTソリューションの所有コストは必要な人員とメンテナンスにより増大してしまう。
SOLUTION
TEGnologyが開発したのは、機械や配管とその環境の熱の差を、大多数の産業用IoTデバイスに関連する調節電圧に変換するデバイス。可動部品がなく、繊細な設計の当デバイスは、何十年にもわたる振動、湿気、爆発性ガス、機械の洗浄工程に耐えうる。
IoTソリューションにエネルギーを追加供給することで、バッテリーや外部電源の必要性を減らすだけでなく、より優れたデータ生成と送信が可能になり、エッジコンピューティングなど既存のデバイスに新しい機能を追加する基盤を提供し、クラウドの冗長性と帯域幅の占有を減らす。また、この技術はウェアラブルデバイスにも対応している。
KEY CUSTOMERS AND INTERNATIONAL PRESENCE
北欧地域に強固な足場を固め、Alfa Laval、Grundfos、Novo Nordisk、Kamstrupなどの大企業が利用している。
Team
エネルギーハーベスティングと電子設計を専門とする数名の社内エンジニアなど、強力な技術力を誇る。TEGnologyの創設者兼CEOであるHao Yinは、エンジニア兼ビジネス開発者。
Unique selling point
未来のIoTのために、バッテリーやケーブルを使わない持続可能な電源ソリューションを提供。同社のスマートなエネルギーハーベスティングソリューションは、エネルギー最適化と排出量削減のための製造工程への知見を提供する。全製品に環境にやさしい素材を使用。
Asia Connection
創業者のHao Yinは、中国出身。中国の有名大学との共同研究の可能性を探っている。中国ではサプライチェーンが確立され、日本企業とのテストパイロットも近く開始される予定。現在、販売提携先、顧客、資金、買収、人材、研究開発、新しいアイデアなどを求めている。
Pitch
