Precure

デジタル技術を駆使したウェアラブルでテニス肘や腰痛などの筋骨格系障害を予防

Location
Allinge, Denmark
Revenue size
EUR 500,000
Year founded
2016
Funding raised
EUR 2.5 million
Founders
Finn Bech Andersen
Most relevant investors
Sparbo Finans, Bornholm’s Business Foundation, Jaksland & More, Rosenlund Holding
Team size
No. of employees: 10-19
Website

www.precure.dk

課題

毎年、全労働者の60%近くが業務に起因する筋骨格系障害(MSD)に苦しんでいる。これは世界全体で毎年5000億米ドル以上の損失をもたらし、社会、保険会社、企業、従業員へ多大な影響を与えている。生産性の損失は推定GDPの2%と言われ、日本だけで腰痛の年間コストは2011年に7億米ドル超えと推定された。

ソリューション

PRECUREが開発したのは、ユーザーの筋活動をモニタリングし、スマートフォンアプリに送信するスマートウェアラブルソリューション。ユーザーは筋肉負荷に関するフィードバックを得て負荷のレベルが高いときには作業量を調整することができるため、筋骨格系障害のリスクを軽減できる。これは、人々のQOLに良い影響を与え、企業にとってもコストと時間の効率がアップし、より効果的で効率的な治療が受けられるようになる。

IoTとAI-技術を駆使した当ソリューションは、個人、企業、保険会社、社会全体を支援する。データはクラウドに保存され、企業はこれを怪我の原因となる行動についてそのリスクと頻度を抑えるのに利用できるので従業員の保護や、コスト削減、生産性をの向上が期待できる。医療保険会社にとっても、保険金請求の減少は利益につながる。

主要取引先、海外展開

Precureのソリューションは世界中で利用が進んでおり、保険会社や自動車メーカーなど、顧客には海外企業も多数。当ソリューションは、主に企業向けのオールインクルーシブのサブスクリプションとして提供されている。

自社特有のセールスポイント

業務に起因する筋骨格系障害を予防して、病欠とコストの削減、労働力維持の向上、より健康的な職場を実現させる。

アジアとの接点

Precureにとって東アジアは自社製品の重要な市場。東アジアの企業にサービスを提供し、労働衛生分野の主要なステークホルダーとパートナーシップを確立することを望んでいる。

ピッチ

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