Lucinity
コンプライアンスチームによるマネーロンダリング摘発を支援。
- AI, Fintech, SaaS
- Series A
所在地
Reykjavík, Iceland
収益
EUR 500,000+
設立年
2018年
累計調達金額
EUR 6.8 million
創業者
Gudmundur Kristjansson
主要投資家
byFounders, Karma Ventures, Crowberry, Preceptor Capital
チームサイズ
50名
課題
金融機関では、マネーロンダリング防止の必要性が高まっており、この業務に割り当てるリソースも大きい。2021年には、金融機関全体で金融犯罪コンプライアンスにかかるコストの総額は2140億米ドルに達するとの予測が出ている。
ソリューション
Lucinityが開発したのは、銀行が規制コンプライアンスを向上させながらもコストを削減し、顧客リスクを把握できるようにするヒューマンAIソリューション。Lucinityの高度な行動検知は、同社独自のナレッジグラフに基づく。
この高度なシステムは、視覚化や、調査結果のモデル説明、マネーロンダリング防止プロセスを提供しながらアナリストとAIのフィードバックループから継続的に学習する。かくして監視チームはデータの意味解明の代わりに意思決定に時間をかけることができる。
主要取引先、海外展開
Lucinityはニューヨークとレイキャビクにオフィスを構え、サービスはTier1銀行など金融セクター全体の顧客が対象。Nordic Startup Awards 2020で最優秀新人賞、2022年にWSA Global Championを受賞。
チーム
全員の経験値を集めると1世紀を超えるチーム。複数の管轄区域の規制法、データサイエンス、AIテクノロジー、コンピューターサイエンス、製品設計、コンプライアンス調査に関する深い専門知識を組み込んだ最新のAMLソリューションを開発している。
自社特有のセールスポイント
同社の「Human AI」アプローチは、クラス最高のAI駆動型製品を用いてコンプライアンスの人間的で協調的要素を強化するもの。行動検知とリスクベースの継続的なモニタリングにより、顧客のワークフローを変革するためのエンドツーエンドのソリューションを提供する。
アジアとの接点
国際化に向けた取り組みを強化し、東アジアの大手銀行やフィンテック企業との商業契約を目指す。