
Kobots
現場で建設資材を切断する建設業界向け協働ロボットの開発
- Robotics, Smart City
- Series A
Location
Odense, Denmark
Revenue size
EUR < 500,000
Year founded
2018
Funding raised
EUR 2 million
Founders
Peter Hartvigsen
Most relevant investors
Niels Jul Jacobsen (founder of Mobile Industrial Robots)
Team size
10-19
課題
建設業界では、現場で材料を切断したり扱ったりする肉体作業は得てして長時間を費やし、プロジェクトの遅延や予算超過の大きな原因となっている。さらに、同じ作業を長期に渡って繰り返さなくてはならないため、建設作業員の健康や安全を損なう深刻な問題となっている。
ソリューション
Kobotsが開発したのは、アプリや音声操作で切断工程を自動化するモバイル切断ロボット「Amigo」。Amigoのプラットフォームは、建設現場での使用を想定して設計されており、切断工程を迅速かつ容易く行えるようになる。ロボットは、切断のスピードと精度を向上させ、加工後の建築用ボードやタイルの配置に至るまでの大幅な効率化を実現するだけでなく、より正確な切断とアルゴリズムによって余剰材料を監視して建材ロスを削減する。実際、Amigoがある特定の作業をサポートした場合、生産性が計算上200~600%向上するという。さらに、切断工程が自動化されることで、関節や筋肉の不調を訴えることの多い高齢の作業員の離職も防ぐことができる。
主要取引先、海外展開
主な顧客は、建設関連企業、ディベロッパー、請負業者、職業訓練校など。現在はデンマークとノルウェーで事業を展開しているほか、ドイツ、オランダ、米国の大手流通業者やメーカーとの商談も進んでいる。業界の中・大企業からはかなりの好評を得ている。
チーム
CEOは、建設業界に20年以上携わっている。大工の立場から作業員の生活をより良く、建設業をより収益性の高いものにしたいという考えから会社を設立した。
自社特有のセールスポイント
建築資材を現場で切断するKobotsの自動ロボットは、業界トップ、ユニークで完全特許も取得している。
アジアとの接点
アジアでの販売提携先、顧客、資金提供者を募集中。